高血圧症

高血圧症について


血液は、血管の中をある程度の圧力を与えることによって流れています。心臓が収縮することによって血液が送り出される時は、血圧が高くなります。これを収縮期血圧(上の血圧)と言います。逆に心臓が拡張することによって血液が送り出される時は、血圧が低くなります。これを拡張期血圧(下の血圧)といいます。この収縮期血圧と拡張期血圧が、正常値よりも高いときのことを高血圧症といい、正常値よりも低いときのことを低血圧症と言います。

高血圧症の主な原因は老化による動脈硬化で、本態性高血圧症とも言われます。また塩分の取りすぎなどの食生活やストレスに起因する場合もあります。上の血圧が160mmHgで、下の血圧が95mmHgの両方を超える場合、またはいずれか一方を超える場合は、高血圧症と診断されます。治療は降圧剤と呼ばれる薬を使った薬物治療がメインです。また塩分の少ない食事をすすめたり、ウオーキングなどの適度な運動も併用して行うよう指導される場合もあります。

高齢者の介護

 

 

※当サイトは、リンクフリーです。