骨粗しょう症

骨粗しょう症について


骨粗しょう症は、骨の量がすくなくなり、骨折しやすくなる病気です。骨も生きてますので、古い組織と新しい組織の入れ替わり(新陳代謝)を繰り返しています。この代謝には、カルシウムや燐などの骨を形成する物質や、各種のホルモンがかかわっています。高齢になると、骨の量が少なくなり、骨がスカスカな状態になってしまうことがあります。このような症状を骨粗しょう症といいます。特に50代以上の女性では、骨の代謝に必要なホルモンの分泌が、閉経によって分泌されなくなり、骨粗しょう症が急速に進行することがあります。このよな骨粗しょう症を閉経後骨粗しょう症と言います。骨粗しょう症にかかると骨が薄くなるため、骨折しやすくなるほか、脊椎が体重の重さに押しつぶされて、猫背になったり、腰痛に悩まされることもあります。

骨粗しょう症は、腰痛や骨折を理由に医療機関を受診したときに発見されることが多いです。骨粗しょう症の医療は、薬を処方されるほか、食事や運動などもあわせて指導されます。牛乳や小魚などの食品を多くとり、日のあたる場所で運動をすることで、カルシウムの吸収を促進します。

高齢者の介護

 

 

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