介護福祉士

介護福祉士


介護福祉士は、介護福祉士登録簿の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者です。具体的には、痴呆症や寝たきりの高齢者、身体障害者や知的障害者など、自ら日常生活を送ることが難しい人にかわって、掃除、洗濯、食事の提供、入浴、排泄、着替え、外出などの身体的な介護を行ったり、 病状の変化など観察したり、薬を飲ませることを手伝い、医療機関への連絡や通院の手助けなど、健康面の管理も手伝います。

介護福祉士の資格を取るには、次のいずれがの要件をクリアしなければなりません。

  1. 大学に入学することができる資格を有する者で、文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は厚生労働大臣の指定した養成施設で2年以上介護福祉士として必要な知識及び技能を修得したもの。
  2. 大学で社会福祉に関する科目を修めて卒業した者などについては、文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は厚生労働大臣の指定した養成施設において1年以上介護福祉士として必要な知識及び技能を修得したもの
  3. 大学に入学することができる資格を有するもので、厚生労働省令で定める学校又は養成所を卒業した後、文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は厚生労働大臣の指定した養成施設において1年以上介護福祉士として必要な知識及び技能を修得したもの
  4. 介護福祉士試験に合格した者

上記4において介護福祉士試験を受験するためには、次のいずれかの要件をクリアしなければなりません。

  1. 高等学校又は中等教育学校で、3年以上(専攻科において2年以上必要な知識及び技能を修得する場合にあつては、2年以上)介護福祉士として必要な知識及び技能を修得した者
  2. 3年以上介護等の業務に従事した者
  3. 2と同等以上の能力を有すると認められる者

上記の要件をクリアし介護福祉士の資格を有する者が介護福祉士となるためには、介護福祉士登録簿に、氏名、生年月日などの登録を受けなければなりません。


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